40代社会人 東大 大学院を受験する8 〜戦い抜くためのストレス解消〜

 

半年間以上、仕事以外の事を継続して行うことは結構しんどいことです。

学生とは違い同じ受験仲間もいないことが殆どだと思いますし、

仕事のストレスもあるかと思います。

 

そこでここでは、勉強時間の確保・ストレス&モチベーションコントロールを行うために意識して行ってきたことを書いていきたいと思います。

 

1.朝の時間を最大限活用していく

会社員だと、仕事上で突発的なこともあったりして思うように勉強時間が取れないということも多々あります。そこで私はこれまでの生活態度を変えて、朝の勉強時間の確保をすることにしました。

 

朝5時に起きると、出社するまでの時間は必ず確保できます。私の場合、8時30分に家をでれば会社に間に合います。朝ごはんや準備の時間を含めても、最低でも2時間を勉強時間に確保することができます。

 

一番オススメなのが、朝はやく起きて、散歩をして身体と脳のエンジンを温めてから、会社の近くにあるカフェで勉強することです。家だと、睡眠の誘惑が襲ってくるのですが、散歩してカフェでコーヒーを飲むことで気合がはいって勉強がはかどります。朝はやいとそんなに人もいないので、集中力も保てます。

 

2.筋トレ(とサウナと水風呂)

入院中は、健康のために退院したら筋トレをしようと決めていました。ただ筋トレというだけではストレス解消にはあまり効果がなくて、次の要素が非常に重要だと思います。

 

・パーソナルトレーナーをつけること

 コストはかかりますが、パーソナルトレーナーをつけることで適切な筋トレが

 可能ですし、何よりトレーナーと話すことで気分転換にもなります。

 トレーナーとの約束があることで継続性がぐんと上がりますのでおすすめです。

 

・大きな風呂、サウナ、水風呂があるジムを選ぶこと

 ジムに大きな浴場、サウナ、そして水風呂があるとストレス解消に

 大きくつながります。適度な疲労を感じながら、大きな風呂、サウナ、水風呂に

 つかり、そして身体がちょうどよく火照った状態で、外に出た時に受ける

 風の心地よさはなんともいえません。おおげさですが、

 その度に「生きててよかった、引き続き頑張ろう」と感じました。

 

あと筋トレをやると、夜ちゃんと眠くなるので生活リズムを整えるという点でも筋トレは非常に優れています。

 

 

3.散歩

私は気分的にも頭のシャッキリ度もよくなるので、よく散歩をしました。勉強を始める前に、30分でも散歩をすると勉強の進捗が違いました。アウトプット大全という本でも同じようなことを言っていたので、他の人にも当てはまるかもしれません。

 

アウトプット大全の紹介でちょっと蛇足ですが・・・

この本は勉強の際にも非常に参考になりました。一番参考になったのは、自分の手で書く事が重要ということです。手で覚える、とよく言われますが、書くという行為を行うと、自分が解っていること、自分が解っていないことが明確になるため、自分の頭の中の知識の再整理にもなっているのだなと感じました。視覚、聴覚、触覚を最大限刺激して勉強すると習得率にかなり差がでてきます。

 

私は、オキナのプロジェクトペーパーとオレンズで書きまくりました。オキナのプロジェクトペーパーは書き心地もよく、方眼プリントがされているため書く際のレイアウトも崩れにくくて非常におすすめです。20冊以上はつかったのではないでしょうか・・・オレンズは、ノックしなくてもどんどん芯が出てきて折れないというシャーペンです。押すという行為がなくなるので、かなり集中力を保つ事ができます。

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

  • 作者:樺沢紫苑
  • 発売日: 2018/08/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

 

4.飲み会はできるだけ控える

お酒が大本の要因で倒れたので、退院してからお酒を飲むのを止めました。それまでは一人でも大量に飲むハードドランカーで、酒が無い人生なんて考えられませんでした。入院すると当然、お酒も飲めなくなります。3週間ほど飲んでないと、別に飲まなくてもいいやという風になったのは、私にとって幸運でした。

 

お酒は長期飲酒していると、身体的な健康だけでなく、精神的な健康も害していきます。飲んで酔っ払っているときはいいのですが、酔が覚めると途端に精神的に辛くなってきたのを今でも思い出します。お酒を飲まないことで自分の人生のコントロールを取り戻したと今でも感じています。入院は不幸な出来事でしたが、新しい人生を生きていくための新しいきっかけともなりました。

 

そんな状態で飲み会に行くと、飲み会というのが途端に空虚な場に感じられました。また飲み会は、自分が思っている以上に時間とお金、精神的な負担を伴うので原則参加しないようにしました。よほどお世話になった人や友人・家族など、大事な人との会で無い限り、参加は極力見合わせた方が良いと思います。

 

5.困った時の神頼み

困った時の神頼みではないですが、この時期から頻繁に神社やお寺にお参りするようになりました。いざお参りする時、神様にお願いするという行為を通して、自分が一番やりたいこと、達成したいことが自分の中で整理されます。またお参りする時の心情として、「現状自分の中で精一杯やりきっている、これ以上やれることはお参りするしかない。」みたいなことで、自分の中で精神的なリフレッシュや目標の再設定ができているのかなと感じました。

 

直前には、伊勢神宮までいってお参りまでしてきました。

 

伊勢

 

次回、受験記最後になります。

-----広告-----